承認欲求と戦う

生き方

承認欲求と戦うとは

中学1、2年生を教えていると見受けられるのが「先生、これだけ点数取れたで」という大人に褒められたい、認めてほしいという行動を素直に表現する生徒がいる。

これらの生徒に、記事主は「すごいやんか!」と反応することは人を選んでしている。

(なんか、ひいきする先生みたいで書いてて嫌になるが…それには理由もある)

どう人を選んでいるかというと、自分で自分のことを認めてあげる行動をとれているかである。

なぜ、そういった行動をとれているかで判断するかというと…結果だけを見て、ほめてあげることは簡単ではあるが、その子の承認欲求を簡単に満たしてしまうことは自分で自分を認める段階をすっ飛ばして、相手に求めて満たしてしまう原因になるからだ。

例えば、一夜漬けをして「90点」を取った生徒と、2週間前からスケジュールを立てて、計画通りに「90点」を取った生徒。どちらも結果は同じであるが、「すげいやんか!」とほめるのは後者の生徒である。前者も同条件でほめると、一夜漬けという行動が他者から認められたことによって、その行動を振り返らず自分で自分を認めるといったものにつながらない。(ようは良い点を取れた結果に対して振り返りをしなくなる)

記事主が授業を通して彼らに伝えてたいことは、承認欲求と戦えということ。認められたいという欲求は悪いことではないが、自分で自分を認めることが出来る行動とはどういうことなのか、それと向き合わない限り、本当の意味での成長は得られない。これを無視して、他人から承認を求め続けると、失敗した自分が出てきたときに、他人のせいや環境のせいにしてしまう。承認欲求が出てきたときこそ、彼らは戦わないといけないし、大人たちも簡単な方法で満たしてはいけないのだと思う。

(ただ、家庭環境など外的要因により承認されることになれていない子は、まずどんな結果でも「すげーじゃん!」というプラスの言葉をかけないといけないと思っている。うまく承認を受け取れない生徒がいることも、悲しいけれど存在する。。。教育は難しい…)

大人だって、承認欲求と戦え

この話は、今教えている中学生を例にしていたが、本当に伝えたい対象は子どもではなく大人である。

大人たちは、子どもたちと違って素直に「ほめてほしい」という表現はとらない。それでも、上司のマネジメント能力に文句を言う大人の数は少なくない。気持ちはわかる。遅くまで仕事をして、かけられる言葉は「おそくまで仕事、お疲れ様。ありがとうね」という簡単な言葉である。おまけに、上司が自分を楽させるために仕事を振っていたら、なおさら言葉は薄っぺらく聞こえ、「お前が雑に仕事振ってるから、こんな状況になってんだろうが」といった悲痛ともいえる叫びが聞こえてきそうだ。。。

仕事をするにあたって、承認欲求が出てくるのは当然である。出てこない場合は、そのチーム自体の目的意識が共有されておらず、チームの所属感を得られていないという違った問題が潜むと分析する。

承認欲求が出てきた場合、自分で自分を認められる行動が何かを書きだすことが大切だと思う。それは、チームの達成すべき課題につながるものが当然よい。

例えば、チームの達成すべき課題が「〇〇商品の売り上げを上げる」というものだったとしよう。

貴方に与えられた仕事は「〇〇商品を使っている顧客ターゲット層と、満足度を調査する」である。

そこで貴方は、とにかくマニュアルに従って仕事をこなしていくかもしれないし、ベテランであれば経験から早速動くかもしれないが、それは非常にもったいないと感じる。まず、その与えられた仕事に対して、自分が自分を認めてあげられる行動は何かを考える。もちろん、マニュアル通り、ベテランの感覚も大切にしつつ、それでも自分が思い描くゴールをイメージし、それに対してどういった行動をとれば自分は自分を認めてあげられるだろうかを考える。

それを終えたら、行動する計画を上司に報告をする。「私は、こういった計画で進めていき顧客満足度やターゲット層を調べていきます」これを言うことで、上司は非常にマネジメントをしやすくなる。(認めてあげるポイントや、認めたうえで反省するポイントなどが見えてくる)

もちろん、こういった行動計画を促すのも上司の仕事ではあるから、上司もサボってはいけない。

上司は上司で、部下をみて「最近の若い子は…」といったセリフで、やるべきマネジメントの意味を分からず進めていることがある。上司は過去に結果をだしていた自分がいるから、もう一人の自分を作るかのようにマネジメントを進めるが、それはマネジメントではない。マネジメントとは相互作用で、認めてほしい人と、認める人がしっかりとコミュニケーションが取れないと意味をなさない。結果だけの表面上の承認は、逆効果であり、「結果を出している人がお気に入りなんでしょ。」といった声があがってくるのだろう。チーム全体としての士気が下がり、結局マンパワーになるような実情をうみ、全体の売り上げは変わらないという結果につながるのだろう。

まとめ

承認欲求は誰もが持つ欲求であり、無視していいものではない。夫婦関係でも、友達関係でも、恋人関係でも、仕事関係でも、すべてにおいて「自分」という存在を認めてほしい欲求が出てくるものである。ただ、まずはどういった自分が好きで、どういった自分を認めてもらいたいのかを考えることが大切なのである。それはまさしく、承認欲求と戦わないといけないのである。それらをすっ飛ばしてしまうと、他人に依存してしまう自分が生まれてしまう。

自由に生きるとは、自分で自分を認められるような行動をとることが大切である。そして、自分のどういった部分を承認してもらいたいのかを理解すれば、多くの悩みから解放されることにつながるだろう。

この記事に出会った、あなたが、自分のどんな行動に自分をほめてあげられるのかを考えてもらい、その先の自由な生き方につながることを願っています。

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